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最後の晩餐

うう、暑い。暑くてならぬ。
今夏はまだ一度も事務所の冷房を入れずに来ている。今少し、踏ん張りたい。
しかしこの暑さ故、まともな文章が書けるかどうか、甚だ心もとない。
が、忘れる前に、是非ともここに認めておきたい事がある。

先日、私は積年の懸案であった禁酒断行に晴れて踏み切った。
この日の昼、鎌倉長谷寺に参詣。釈迦如来に不飲酒を誓願。
そして夜、行きつけの近所の居酒屋にて一人、ついに最後の晩餐を全うしたのであった。

今後、朧太夫が酒を飲んでいる光景に出くわしたらば、遠慮は御無用。張り倒してやって戴きたい。

台本の上がりが、これからは一日くらい早まるのではなかろうか。

今は、麻薬と書く。私は長年、何故「麻の薬」であるのか、疑う事すら忘れていた。
しかし、この度酒を断ってみて初めて、ふと、その事に疑問を抱いた。そして、辞典をひもといて知った。本来は痲薬と書く事を。
痲。ヤマイダレなのである。シビレルと訓読するのだそうだ。

これなどは、新字を廃して旧字に復すべき最たる例であろう。
恥ずかしながら、こんな事も知らずに今日まで打ち過して来た。そして今更ながら知らされた。
やはり、これも酒という痲薬を断った事の功徳であろうか。

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2005年06月28日 19:24に投稿されたエントリーのページです。

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