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2005年09月 アーカイブ

2005年09月07日

鎌倉武士の世界の物語

私は、今申楽次回作『修禅寺』脚本第一稿に「作者覚書」なるものを付して、そこでおおよそ以下のような事を書き付けている。

「もしかしたら、客席のどこかで、この作品の主人公である源頼家や北条政子がこの作品を観届けてくれているかも知れない。おそらくは、別々の席で…しかし帰って行く時は、親子、手を繋ぐまでは行かなくても、せめて、一緒に帰路について戴きたい──と、作者としては切に願うのである。」

そして、場合によっては、この文章をチラシの片隅にでも載せても良いかな、などと思っていた。

だが、どうやら私は間違っていたのかも知れない。
その事に、鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』を読んでいて、ようやく気が付いた。
もしも、私のこの度の読みがそこそこ的を射ているとするならば──あの書物には、思わぬ真相が暗に示されている事になる。

一緒に帰路になどつくだろうか。否、そんな筈はないのだ、きっと。

脚本を一部、書き改める必要がありそうだ。

その為には──ともかく、『吾妻鏡』に出てくる「あの場所」に行かなければならないだろう。
前々から一度は訪れる必要があると感じてはいたが。

『修禅寺』。それはあくまでも鎌倉武士の世界の物語である。質実剛健とは言い条、太刀と太刀とが火花を散らし、肉が裂け血が流れ、あまたの命が日常茶飯事の如くに失われる、そんな世界の物語なのである。
太平の御世のお気楽剣劇、チャンチャンバラバラチャンバラバラ、の世界ではなかったのだ。

2005年09月08日

脚本家は無理っぽいかも

先日、プロデューサーのW氏に「この2年くらいを目処に、『川崎もの』を書いて戴きたい。無理ですか」というような事を聞かれました。
「うーん、頑張ります」などと答えてしまったのですが。どうしましょう。
この川崎の話は当朧座とは別枠の企画ですが、本当は朧座でも、本路線たる「今申楽」シリーズの他に、いつかアナザーバージョンとして「現代劇」も上演してみたいんですよね。
さしあたってピアノとか音楽の話を書いてみたいなあ、などと漠然と企んでいる今日この頃。

そんな訳で、暇が出来た時は川崎…ピアノ…頼家政子(今申楽次回作主人公)…川崎…ピアノ…頼…という感じで、今、頭の中がグチャグチャです。
世の中の脚本家と呼ばれる方々は、よくもあんなに掛け持ちでいろんな仕事をこなせるもんですね。

私、いわゆる脚本家は無理っぽいかも知れません。

2005年09月30日

ハイスクールキャラバン〜下町スクランブル〜

江東区コミュニティー「レインボータウンFM -大江戸放送局-(79.2MHz)」にて毎週土曜13時から生放送中の高校生によるラジオ番組。先日、朧太夫が御縁あって出演させて戴きました。こんな爽やかな若者達もいるのですね。

サイト名:ハイスクールキャラバン〜下町スクランブル〜
URL:http://hsc792.fc2web.com/index.html

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