第二稿に向けて
私の芝居をよく御覧戴いているSさん(当座の旗揚げ公演『香炉峯』も観て下さっている)から、昨日こんなメールを頂戴した。
「次回作に向けてのご様子をHPで拝見しました。丁度、マンガ日本の古典『吾妻鏡 上・中・下』竹宮惠子作を読んだ後なので、大変興味深いです。」
こういうメールを戴くと、次回作『修禅寺』第二稿に向けて、ああでもないこうでもないと悩ましい今日この頃、泉のように勇気が沸いてくる。Sさん、ありがとうございました。
竹宮氏の漫画は、私も楽しく読ませて戴いた。氏が描くとどうしても美男美女の世界となる。好悪の分かれるところであろうが、果たして北条政子はあんなに美人だったのだろうか…と、いささか思わぬでもない。いや、案外、美人だったのかな。
北条政子は一体どんな顔だったのだろうか。近頃とみに気になり始めた。
これというのも、次回公演の日程・会場が決定したからであろう。
折を見て、当サイトに発表したい。
そして先日、鼓之丞(朧座制作部)とともに「あの場所」へ見学に行ってきた。
そこに行かぬ限りは、台本完成はない。と、以前から直感的に察していた場所である。
さて、行ったからとてめざましく筆が進むかと言えば、そういう訳でもない辺り、もどかしい。
しかし、行って良かった。やはり、一度は訪れておかねばならぬ土地であった。これだけは確かに言える。
本を書かねばならぬ時というのは、私の場合正直に言って半ば狂人半ば廃人の体である。ためにどうしてもブログ更新どころではなくなるというのが偽らざるところ、新記事をお待ち下さっている皆様には申し訳なくただただお詫びを申し上げる。ごめんなさい。
「日々朧々」も、そろそろ「時々朧々」辺りが相応しいかも知れぬ。