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面掛行列

先月の事、鎌倉は坂ノ下にある御霊神社に、奇祭・面掛行列を観に行きました。
この祭り、神奈川県の無形文化財に指定されており、観光案内書などにも隅っこの方に小さく出ているので前からかなり気にはなっていたのですが、さて今年こそは是非とも観ておかねばならぬという気に何故かなって、足を運んだのでした。

想像はしていたのですが、なんと言うか、非常にムードのある神社であり面であり行事でしたね。
総勢十名の奇怪な異形面を着けた行列が、神社を出発して町内を練り歩くというもの。
殊に、大きく膨らましたお腹を突き出して歩く「おかめ」が人気キャラクターなのだとか。

と、ここまでは事前に観光案内等で知っていたのですが、ここから先は後で調べて分かった事です。

かつては「非人面行列」「孕みっと行列」等とも呼ばれたこの祭り、一説には、将軍源頼朝が当地の非人の娘を身ごもらせ、ためにその一族に無礼講を許したのが始まりとか、両人の逢引を娘の一族が警護する際、身分を憚り顔を面で隠したのが起源であるとか、そのような伝説があるそうです。

十人衆の中にはもう一名女性役がおり、こちらはどうも「おかめ」の世話をする産婆役のようです。
私、どうも、あの「おかめ」の表情が忘れられなくて…

今申楽次回作の主人公は頼朝正夫人とその息子。今年こそはと思って足を運んだのも、後から考えてみれば何かの因縁でしょうか。

何もかも手放しに因縁に事寄せてしまうのは迷信めいていて宜しくない、とは思うのですが。

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2005年10月13日 13:36に投稿されたエントリーのページです。

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