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稽古33日目

本日、演奏家を交えての初めての通し稽古。
政子が途中観音経を読む場面がある。弥吉氏川野氏によれば、そこのところが今日はあまり長くは感じられず、今までで一番良かったらしい。
ポイントは「念彼観音力」というフレーズにあるのではないかと川野氏に言われて思い出した。そのつもりで私もこのお経を選んだのだったという事を。

奥田氏に「途中、唄の末尾が収まってしまう感じがもったいない、ここは終わりではなく入口であって欲しい」と注文したところ、今藤氏が半音上げて唄ってみせて下さった。半音上げるだけでかくも印象が違うものか。とても良い。

このところ通し稽古を重ねて来た。弥吉氏の提案で、明日は久々に抜き稽古しようということに。
芝居も音楽も仕上がって来ている。あとはラストの舞をどうするか。

本日の通し、休憩抜きで2時間18分(これでもだいぶ縮まってきたのだ!)。終始座りっ放しの演奏家の疲労を考えると休憩抜きは考えられず、10分休憩を挟んでの2時間30分が目標という事になろうと最後に話し合った。休憩入りの作品を創るのは初めてで緊張する。休憩中、政子が舞台上でご飯を食べているというのはどうかと提案したが、太夫も休め、舞台上で何かやってるとお客さんの気が休まらないからと皆に止められた。それもそうか。

あとは、ただひたすら、お客様に観て戴きたい。
幸い、読売新聞が15日夕刊に本公演を取り上げて下さった。多くの方の目に止まる事を祈る。

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2006年08月16日 10:19に投稿されたエントリーのページです。

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