学習院大学人文科学研究科の公開連続セミナー「身体表象文化学プロジェクト」。今年、4回受講させて戴きました(講師は各回違います。私が受けたのは太田省吾・岡本章・鈴木忠志・野田秀樹各氏の担当回)。斯界の大先達の講義が無料で受けられるのですから、大変有難い企画です。
それぞれに得るものはありましたが、特に太田・鈴木両氏の講義内容は、私が朧座で抱いている問題領域ともじかに関わるため大変印象的でした。殊に太田氏の紡ぎ出される言葉の数々は圧巻でした。
各講師ならびに当セミナーの企画責任者である佐伯隆幸教授にこの場を借りて深甚の謝意を捧げたいと思います。
それにしても学習院といえば初等科以来16年間、実は私の学び舎でもあったのですが、こんなに真面目に授業を受けたのは高等科の須田信正先生の古文の時間を例外として初めてです。
神田龍身氏とか兵藤裕己氏とか、そういう興味ある教授はだいたい私が中退してから赴任されたのです。
(でも諏訪春雄先生の授業はまあまあ真面目に受けていましたし、大野晋先生には直接習っていないのに語学塔の入口で待伏せして質問をぶつけた事もありました。だからなんだという話ではありますが。)
真面目に勉強していたら今頃どうなっていたのでしょう。能楽師にペコペコしながら「申楽復興論」なんて卒論でも書いていたのでしょうか。
ゾッとしちゃいます。