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2006年12月 アーカイブ

2006年12月24日

陰暦11月5日

今月に入ってからというもの、風邪はこじらす、パソコンは壊れるで、すっかり更新を怠ってしまいました。しかしながら、実はこの間、ご報告すべき事柄はたくさんあったのです。
まず、今夏、杉並公会堂で上演した『修禅寺』の再演が決まりました。
来年7月21日(土)・22日(日)夕刻、場所は伊豆修禅寺境内にて。
今回はお寺様が主催です。来年は修禅寺開創1200年、ということは地元修善寺温泉もまた弘法大師に見出されて1200年という、大変な節目の年にあたっており、お寺やご当地では1200年祭ということで種々の催事が予定されている。その中でも、ひときわ責任重大な役目を私ども朧座が仰せつかる事となりました。
光栄なことです。一座を上げてとりかからねばなりません。
詳細は随時ご報告して参ります。どうぞ、ご期待下さい。

『修禅寺』に関連して、今一つ。
実は先日、私、生まれて初めて「蹴鞠」なるものを体験しました。
というのも、私のある友人が今夏の『修禅寺』を観に来てくれていて、で、後日お茶を飲んでいたら、こう言うのです。
「今頃言って悪いんだけど、実は私、蹴鞠習ってるの。」
えー!と、こちらは仰天しました。何しろ、『修禅寺』の中に蹴鞠の場面があるのです。実はほとんど想像で作ってしまったのですが、本当は、その道に詳しい人に考証してもらいたかったのです。と、その旨を伝えたら、友人は「そりゃそうでしょうねえ、あれじゃ」という顔をして(Nちゃんごめん)、今度練習があるから見学してみたら、という大変有難いお誘いを戴いたわけです。
で、体験してきましたよ。蹴鞠。
意外だったのは、右足しか使わないこと。ただ、思っていた以上に、サッカーに近かった(気がする)。ある参加者は「先生だけ本物で、あたしたちが真似してるのは邪道よ。」と笑いながらおっしゃっていました。
これは全くの想像ですが、源頼家が凝っていたという蹴鞠も、案外、邪道的だったのではないか。頼家にしてみれば日頃のストレス解消が出来れば良いわけで、公家文化の忠実な再現に努めたとはどうも思えないフシがある。その証拠に、頼家が和歌を詠んだという話を聞いたことがありません。いや、正確には、台本を書いている間に一つだけ、そんな話を何かで見かけた覚えがあるのですが、どうもガセネタっぽくて忘れてしまいました。とにかく、頼家の歌というのを見かけない。
例の『吾妻鑑』によれば、京都から鞠の師匠を呼んだということですが、どうも、うるさい約束事なんかはさておいて、とにかく体を動かして日頃の憂さを発散したかったんではないか。そんな気もするのです。
しかし、それはともかく、本物の鞠を「アリヤア」とか「オウ」とか言いながら蹴ってみる機会というのはそうそうありません。Nちゃん、どうもありがとう。

待てよ。前回は屋内だったから、滑車と糸で蹴鞠を表現できたけれど、来夏はお寺の境内、つまり野外。
どうしよう。

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