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2007年01月 アーカイブ

2007年01月08日

陰暦11月20日

昨日は祖母の誕生日。家族みんなで祝ったのですが、その席上、祖母の口から一同が知らされた驚愕の事実(特に私が一番驚愕したのですが)。
祖母の実家、おおもとを辿れば清和源氏だそうで、家紋は笹竜胆でございました。
戦時中亡くなった曾祖母の喪服も初公開されまして、そこにはくっきりと、かの紋が入っておりました。

先祖が源氏だの天皇家だのと言うのはどこのお百姓でも思い付くことであります。
しかし、少なくともこの私が笹竜胆なる紋に、思いのほか縁ある身であったことは事実。
自分の書いた台本の主人公と、同じ家紋に連なる身であった。そして、もしかしたら、もしかしたら、遠い遠い親戚なのかも知れない。

世の中、不思議に満ち満ちております。

2007年01月26日

台本改訂中

ご当地・修禅寺境内での公演。いよいよ諸準備が本格化してきた。
出演者を募っている。我は思う方、是非奮ってご応募されたい。

とにもかくにもお寺の千二百年祭を盛り上げる大役。大変な光栄である。

台本に手を入れ始めた。前回は、途中休憩15分を挟んで2時間半という長さになってしまった。長いとは思いつつ、どこをどのように切れば良いのか、不覚にして当時の私には分らなかった。
しかし、実際に本番をやってみて、そしてそれから5ヶ月の時が経ってみて、今ならようやく分かるという事柄が非常に多い。
そういうわけで、今は黙々と台本をいじっている。いじりながらつくづく思う、「『修禅寺』は終わっていなかった」と。

何しろ夏の野外公演である。暑い、蚊にも刺される、かれこれ案ずるに、1時間半以内にはおさめたいと思うのである。相当切らねばならない。苦心の末ようやくの思いで搾り出した台詞の数々、時には思い切って場面ごと鋏を入れたりもする。こういう作業が私には案外楽しい。

しかしまあ、この台本とのつきあいもそろそろ2年半である。

陰暦12月8日

日本で最も有名な某劇団の公演を観に行きました。そこのオペラ座の怪人は凄いらしいので。
前場の終わりで、怒った怪人がシャンデリアを落下させるのですが、なんでああいうダサい落とし方をするんだろう。信じられません。あれだけ装置にお金をかけているのに、不思議でした…
能の『道成寺』の釣鐘の方がよっぽど「凄い」落ち方をします。

なんでああまで西洋人の真似して、マイク使って、これでもかってほどやるのだろうか。やはり日本人には合わない、真面目にやってる方も観てる方もなんだか滑稽だと私は正直思います。これが、それでも主宰者が人生をかけて追求してきた一つの形なんだよなあ、それを大企業がせっせと協賛してるんだよなあ、なんてつい考え込んでしまったりして。上演中だよ、真面目に芝居観ろよ、俺。

そういえば、同劇団の他の作品だったと思いますが、電車の中吊り広告で「一瞬さえドラマ」とかいうコピーを見かけた覚えがあります。私だったら絶対に「さえ」を「こそ」にしますが、その辺が私の世間様とずれてるとこなんでしょうね。だから真面目に観ろってばよ、俺。

最後は怪人の熱演にほだされて何もかも許す気になれていたのに、まあ、カーテンコールがまたくどいことくどいこと。回数とか演出とか全部決め打ちらしくて、全然「ファントム」って感じじゃないんですよねえ。

なんのかのと悪態をついたところで、一時代を築いた大先達の一つの到達には違いないわけです。大いに学ばせて戴きました。
「やっぱりこの国の演劇を一つ真面目に考えないといけない」と。

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