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2009年08月 アーカイブ

2009年08月05日

稽古場日誌

なるものを、つけてみたこともあった。『修禅寺』初演時である。
それはそれで、ある種の意義も達成感もあったのだが(確か、悪ノリで、途中北条政子になって書いたりした記憶がある)、その時以来、とんとご無沙汰している。
またいつかつけてみようかな、などと思いつつ、今回の稽古に入ってから早くも半月あまりの日々がうち過ぎてしまった。
稽古場日誌は、微妙である。作・演出としては、やはり、気軽には綴り難い部分もあるのである。
いーじゃん、作・演出で、しかも気軽に綴っちゃえば。という声が聞こえそうだが、ごめんなさい、そういう性格でないんです。
でも、頑張って、少しは更新率を上げようかな、などと思ってみたりもする。思っているだけかもしれない。
ちなみに、声役の田渕正博さんの稽古場日誌はこちら
田渕さんの稽古場日誌は、面白い。私は、田渕さんの芝居がある時にはよく読むのだけれど、さすがに今回ばかりは目を通すのがちょっと怖い。
いーじゃん、気軽に読めば。という声が聞こえそうだが、ごめんなさい、そういう性格でないんです。

性格変えよかな…

2009年08月19日

申楽とは何か

昨日は出演者と鎌倉見学。
鎌倉には、『修禅寺』の公演の度に来ている(過去2回)が、今回初めて江ノ島に足を伸ばした。ここは、話に直接の関係がないので今までは割愛してきたのだが、行ってみて正解だったと思う。源氏にとって鶴岡八幡が欠かせぬ存在であるように、北条氏にとってはここ江ノ島が極めて重要な位置を占めているのだ。島内の随所で見かける北条氏の家紋・三つ鱗がそれを物語る。
殊に、奥津宮のさらに奥にある江ノ島岩屋の存在が、私には台本執筆時からどうも気になっている。ここは、実は富士の人穴とつながっているという伝説があるのだ。
富士の人穴…浅間菩薩…江ノ島弁天…北条政子…。
あるいは、これらが一直線上につながる可能性もある──などというと、これはもうほとんど諸星大二郎の世界になってくるわけだが、白状すると、私は『修禅寺』初稿時から「くさい」と思っている。
ほんと、富士山とか、爆発しないで下さいね。
そして今日は稽古オフ。製作関係で走り回る1日。その合間に、改めて考えた──申楽とは何かという問題を。

思えばこの1週間の稽古、私は己の申楽、それも今の申楽を求めてあなたこなたを随分とさまよった。

明日からの稽古で、私はそれを結果にして行く。

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